忘れゆくのはあの淡い気持ち。

なんかすっかり夏の陽気
今から25度以上ザラとか、夏はいったいどうする気なの、どうなる気なの?

あ、ついに東京にも新インフルの感染者がでましたね。
幾つになっても、休校にならないかなぁとか無責任に思ってしまいます。
今週とか学校週3のくせに何ゆってるんですかね!
しかし東京じゃー他人事じゃないな。もうほんと。
でもマスクないし。店でも売り切れてるし。
とりあえず引きこもろうかな。

今日は、フリペの説明会。
スタッフ増えて、みんなで楽しく作れたらいいなあ。
しかしアレだ
またしても発行までの日数が少なすぎる。
ほんと人増えてくれなきゃ、あたしまた泣く。
(´Д`)

前回ジェンダー論の話をしましたが、マンガ・アニメ論も結構気に入ってます。
担当は下ネタ大好きと評判の教授で、授業内容は漫画の紹介。
浅野いにお」の名前が最初のガイダンスで出たから、とってみた。
そんなわけで、あたしも漫画の紹介。

 

浅野いにお


有名なのかな?
映画化されたり、活動も結構幅広いみたいなのだけど。
あたしが彼の漫画を初めて読んだのは、1年前くらい。
友達の家から借りていたのを、学校帰りの電車で読んだ。
新しい生活に疲れ始めてて、ちょうど暗ーい気持ちの日で
電車降りるころには、もう心の中真っ黒になってた★
このブログにも、久しぶりに堕ちた日記を書いてる日。

marun711.hatenablog.com
読んだのは、「虹ヶ原ホログラフ」。
後から知ったけど、これ最初に読むべき漫画じゃないらしい!
レビューとかで皆さん口を揃えて、「浅野さん読みはじめるなら、ほかの漫画から」って仰ってるんですよね!
時間軸がとんだり構造が複雑で、話も難解。痛々しくて、滅入る話。
けど独特の世界に引き込まれて、ガーッて読んだ。実は車内で泣きべそもかいた。

あたし週間スピリッツ、読んでるんですけども。
これ言うと、オヤジかってゆわれるんですけども。
一回スピリッツに読み切り登場して、そのときは虹ヶ原と雰囲気違いすぎて微妙だったのだが
おやすみプンプン」の連載が移行してきたときに、このひとだー!って確信。
「プンプン」は、個性的な描写とか(主人公の外見が謎の生命体だったり、突然顔だけの神が出てきたり)
黒っぽい表現とか、ちょっと似てるとこあるんですよ。たぶん。

それで作者名覚えて、「ソラニン」と「素晴らしい世界」(短編集)も読んでみた。
どちらも若者たちが話の中心。彼らの苦しみや痛みが、すごくリアル。
青春時代独特の切なくてもどかしい感じとか、あの輝きの脆さとか
そういう、微妙な日常が描かれてる。
なんだろー、いいんですよ、あの独特な雰囲気っつーか空気っつーか
どれもハッピーな物語とはいい難いんだけど、不思議と暖かい気持ちになる。
世界は汚くて、生きてることは苦しい。けど、生きてるのも悪くない。
みたいな。
この2冊を読んで、「虹ヶ原」は異質だったんだなと思いました。
でも、あれ好き。なんか印象残る、ほんと。

もう一回読もうと思う。また滅入るだろうけど。

虹ヶ原 ホログラフ

虹ヶ原 ホログラフ

 


ちなみに、スピリッツの中で好きなのは
「東京アフロ田中」(高校が一番すきだったけど!)と
団地ともお」であります。

 

高校アフロ田中全10巻 完結セット (ビッグコミックス)

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 田中は私と同い年。一緒に成長しているよ!