やさしい関係 / サガン

う(´・ω・`)

フリペ発刊が延期になったったった
今日、あたしが居酒屋へ、Kくんがカレー店に取材に行ったとこだったのに。
カレーうまかったなあ

んんん、延期の旨伝える電話すんのがいや。

気抜けしております
今日期末の発表があって、7月上旬でレポート6本試験2本でして
あれもこれもわあわあ、ってなってたとこだったので余計。

(゚Д゚) あぁ、そぉですか…
この顔ジャスト

まあ実際レポート6本とか冗談じゃないし
あたしレポート書くの要領悪くて超時間食うし
ちょっとホっとしたのも事実。

そういえば、マンガ・アニメ論の教授が女子生徒に訴えられた疑惑でてます
先週のエロ漫画講義がまずかったらしいが
事実だとしたら、どこまで潔癖なんだ立教のお嬢様め。
来週やっと 浅野いにお の講義だっていうのに。

そしてまた読書感想
ならレポートやっちゃえよって。

 

またサガン
相変わらず読みやすくて、ちょっと楽しくてちょっと哀しい恋愛物語。
この人の話は、なんていうかどれも優雅。

この「優しい関係」(英訳は「The heart keeper」)は、40超えくらいのおばさまが主人公。
ドロシーは恋人ポールとのドライブ中に、美少年のルイスと出会う(拾う?)。
こうして彼との奇妙な同居生活が始まるが、この謎多き美男、人嫌いで欲もさっぱりない。
そのうちドロシーを傷つける人々が死んでいくのだが、もちろん犯人はルイスで。

「でも心配なさってはいけません。なんの証拠も残していません。彼らはもうあなたを厭な目に会わすことはありません。」


やだー、好みド真ん中ー
「娼年」の感想でも触れたと思うが、狂気の美少年が大好物です、はい。
あたしの中で、ルイスは「NANA」のシンちゃんのイメージ。ものすごく。
世間からズレた美少年で、サラっと怖いこと言うところとか、丁寧な口調とか。

ルイスとドロシーの間にあるものは、なにか。
二人の生活において性交渉が全くないことが、物語中でも何度か問題になるが
それは彼の性機能不全であることが、最後の方で明らかになる。
バレた直後、ルイスはショックで彼女を絞殺しかける。つーかどうなのよこの子、完全にアブナイ子。
その場面の終わりでは、「最も美しい恋の夜」と表現されているのだが。
恋というより、愛情のほうがしっくり来る気が
いや、恋と愛の違いとか難しいからやめます。

とにかくルイスが萌えな小説でした
ドロシーのキャラクターも好き。
女であることを満喫し、人生を満喫し、幸福を全身で受け止める、その姿勢がすごく素敵。

 

「人が人生を愛するとき、人生がどんなに魅惑的であるか、私はいくら言っても言い足りない。・・・
・・・自分が生きていることを感じて目覚めるときの信じられないほどの幸福、自分の前に差し出された巨大な1日、この豊穣な時間のすべてをもつこと、・・・
・・・すべては私のものだった。シーツのさわやかさ、あるいはその熱っぽいしめり、・・・」