クォンタムファミリーズ / 東浩紀

月末から1泊で富士急旅行行ってきまんた・ω・
青春うける
うん楽しかったよ、うん。
高速バスの中でお互い読書してる、とか
そういう関係は楽で すごく好ましいです。

北原ミュージアムがとても楽しかった!!
レトロおもちゃとか好き
というか、レトロなものが好き。のすたるじー。
青梅の昭和レトロ商品博物館も行ってみたいんだよなあ
なんでしょうね、古いモノたちの あの独特の雰囲気と愛くるしさって。

31-5

31-2


続きは読書感想なりり
ほんと最近よく読むなー。10月、課題本も含めたら10冊近く読めたかな??

 

東浩紀、クォンタムファミリーズ。

東さんは前期の授業でゲーム的リアリズム取り扱ってたから
動物化するポストモダンも読んだし、twitterもフォローしてたりする。

どんな小説書くのかなー、と思いきや
構成くそ複雑www
あたしは理数系はてんでダメだから
量子だ回路だ何だって話は右から左に流れてる状態で
いくつものパラレルワールドが繰り広げられて、もうね、図式化したくなるくらい。
でもまあ面白かった。
最後とか置いてけぼりにされてる感もあったけど、でも割と面白かった、と思う。

批評本でもけっこう言及されていたけど
東さんは「ゲームのような小説」をとても意識してる。
マルチエンディング、っていうんですか
人生は決して一本の道ではなくて、幾つにも分岐してて、
実際今の時代の私達は、選ばなかった道は経験不可能なわけだ。
だけどこの「クォンタム」には、他の人生を送る平行世界が存在するし
批評本で紹介されてた「九十九十九」や「All Need is Kill」でも
”他の人生の可能性(存在)”が描かれる。
自らゲーム的リアリズム、に挑んだ作品なんでしょうかね?

もし仮にそこでフラグが立たず、分岐の迷路に迷い込み、もはやバッドエンドしか見えない状況に陥ったとしても、ゲームバランスに怒りをぶつけるのはプレイヤーすなわち神の役割であり、ぼくたちキャラクターの役割ではない。

 

プレイヤー=神。ゲームバランスに怒っていいのは神だけ。
ここお気に入り。
つか思うんだけど、ある程度ネット・ゲーム用語とか知ってないと
フラグとかそういうの多分わからないよねー