痛いくらいの幸福感と、クライマーズ・ハイ。

また久しぶりになってしまいました。

就活、終わりました。
無事今月上旬に志望企業より内定を頂き、終了です。
病んできてたからよかったね!w
不正出血も止まったし。
どんだけあたしのカラダはストレスに弱いんだっつーの。

プレゼント貰ったり、食事連れてってもらったり
たくさんの方に内定とれただけでこんなに祝ってもらっちゃってて
なんていうかもうほんとね、あたしは幸せ者なんだなあと実感する最近です。
大切にされています。
嬉しい限りです。

就活終わってからは
清里はとバスツアー行ったり、紫陽花見にぷち旅行行ったり、飲んだり飲んだり
よく遊んでよく笑ってます。
まあ来週からは、一人暮らしのために週5でバイトの予定だけどw

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続きはヒトリゴトと、ちょこっと読書感想。
 

 

「一生懸命生きているから、応援したくなるんだよ」
と、いうようなことを、ある人に言われました。
大袈裟だけど、あぁ生きていてよかったなあと、思います。

ほんとにね。
中学でちょっとグレて、病んで、高校中退で、通信制高校も卒業まで4年かかって
偏差値40弱から1年間修行僧のように受験勉強して、それでやっと大学入って
たくさんの選択肢の中から、これから先生きる道を自分で選ぶことが出来た。
客観的に見ても、這い上がることの出来た好例ではないかと思うです。

うん。

辛いことや苦しいことこれからもいっぱいあるんだろうし
あの頃の何かがまだ残っていたりもして、時折とても面倒くさいけど
あたしは、今「あたし」として存在できていて、よかった。
まあ何度も言ってることではありますが
こういう、存在していることへの感謝や喜びは忘れないでいたいものです。死ぬまで。

ほんとね、せっかく生きているからね、精一杯生きていきたいね。

じめじめした話はおわりー!梅雨だしー!
というわけで読書感想。

クライマーズ・ハイ / 横山秀夫

なんか評価が高いので読んでみた。
いや、面白かったです。ガーっと読み終えた。

1985年の航空機事故を扱った、おっさん記者が主人公の話。
心理描写が秀逸だと思います。
直接的に、細かく心模様を文章にしてるわけじゃないのだけど、その場の空気だとか、会話だとか、誰かの動きとか、そういう情景描写ですごく繊細に心の動きが描かれている。
おっさんの、真っ直ぐあろうと不器用にもがいている感じが好ましかった。
自分の正義、他者の正義、正義とは別の利益やら感傷やら
なかなかうまく整理出来なくて葛藤するのが人間だよね。

そういえばコレの前に舞姫川端康成も読んだ。
んー、じんわりと黒い染みが広がっていくような、そんな感じ。
文章は美しいけど、正直そんな面白くなかったw

 

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)