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冷えた想いで踏み躙る。

間違っていたか そうでないか
それは大したコトではないのかもしれない。
君が何であるかと同じくらいに。
重要なのはそういう事ではなく
きっと其処にあった想いとか その時の情熱とか
そういう不確かなものじゃないのだろうか。
なんて
オレンジ色に彩られた天井を見つめながら考えた。
街を歩くモラリストたちは 私を見て顔をしかめるだろう。
君との関係 口にした言葉
目に見える確かなものほど、いとも容易く崩れるというのに。
けれど
ぼやけた明かりの中で感じていたものは
私の体の冷たさと、君の体の暖かさだった。
否定し難い温度差が更に私から熱を奪っていくから 
段々と濃くなっていく光と影を、瞼の裏で見つめていた。

柔らかな光の中で、塵だけが積もっていく。
やがて私は埋もれるだろう。
深く、深く。