2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ただただ、月だけを探す。

そしてまた、言の葉に縋るのだ サークル飲みで ちょっと酔っ払って1時頃帰ってきたんですが パパも、かなり飲んでて ちょっと重たい話をしまして。 うん、たまに、するんだけど。 何から言えばいいのかな。 やっぱり彼は いまだに昔の傷を抱えてるように見え…

今日は黒い雨。

久しぶりの感情 ぐるぐるぐる まわる頭。 新生活の疲れがたまってきてるのかなー 放課後にレトロな地下喫茶店 時計の音と 食器の衝突かる音 紙とペンの音 人の声や目は遠く遠く離れて。 とっても素敵な喫茶店で御座いました。 すでにあらゆるものが面倒くさ…

休肝日。

そういえば大学生になってます 2日が入学式で、その後はガイダンスやら何やら。 先週金曜日が初授業。 実は3日から、毎日新歓で飲んでました。 調子に乗っていたと思います。 なんだかんだ 若い仔に紛れてる自分が笑える。 案外平気なもんだね、びっくらこい…

凍りついた香り / 小川洋子

小川洋子好き。 珍しくわりと長めの長編だった。 この人の文章は、いつもどこか、悲しい。 決して湿っぽい書き方をする訳じゃなくて むしろ淡々とした文章なのだが、 静かな哀しみや寂しさが 物語の底のほうに常に漂ってる。 悲しい話を書いてるときも、書い…

宴のあと / 三島由紀夫

三島由紀夫2冊目。 金閣寺のすぐ後に読んだ。金閣寺よりはだいぶ軽い感じで読める。 文章のキメ細かさは同じで、やはり綺麗だった。 登場人物が、ひどく魅力的。 庶民的でエネルギッシュなかづと、対照的に高潔な知識人の野口。 ふたりの選挙活動を助ける山…

金閣寺 / 三島由紀夫

実際にあった金閣寺炎上(1950)を元にした、少年の話。 難しい心情を描いてるのに読みやすいのは、文章がきれいだからかな。 透明な感じではなくて、緻密というか 枠にはまるような精確さ、きめの細かさがきれい。 「宴のあと」もそう感じた。 「金閣寺」に出て…